リウマチの血管内治療

リウマチや腫瘍、痛みのもとの異常な血管だけ狙ってその血流を断ち、病気を立ち枯れさせる。
この治療が成功するかどうかで世界の明日が変わる。
ClinicaE.T. EAST 血管内治療

 リウマチの血管内治療とはいったいどんなもの?

リウマチやがんなどの炎症組織、外傷後の組織には、“新生血管”と呼ばれる動脈と静脈が絡まった拍動するポンプ状の異常な血管ができています。
動脈と静脈は血圧の差が大きく、自然に血流が増えて、新生血管の密度が増えていきます。この血流の増加が、病気を広げてしまうのです。

炎症や外傷では、この新生血管が組織の腫れや痛みのおもな原因になります。
また、がん細胞は、このポンプから他の臓器などに転移しやすくなります。
そこで、動脈に通したカテーテルを患部のすぐ近くに進めて、そこから異常に増えた新生血管のポンプに薬をピンポイントに注入、不用な血流だけを減らして元の状態に戻します。

これが、血管内治療です。

病気そのものにピンポイントで薬を注入するので、使用する薬はごく少量です。
血管のなかは神経がなく痛みを感じないので、患者さんへの負担も少なく治療ができます。
しかも、痛みや腫れは治療中に改善していくので、その場で効果を実感していただけます。

 リウマチは関節を包む滑膜内血管の異常によって起こる

リウマチは関節を包む滑膜内の血管の異常によって起こります。異常血管の拍動により、リウマチ特有の痛み・腫れが生じるのです。
足の付け根からカテーテルを挿入し、リウマチの新生血管に接近し、薬剤を投与します。
リウマチは関節を包む滑膜内の血管の異常によって起こります。異常血管の拍動により、リウマチ特有の痛み・腫れが生じるのです。
60 歳女性左膝関節リウマチの血管内治療(右)
治療後、痛みはおおよそ80%軽減し、運動域も改善した。
before
after

 治療にはカテーテルを使用、痛みはありません

カテーテルは治療部位がどこにあっても足の付け根の大動脈から挿入します。特別な場合には、腕の動脈から入れることもあります。動脈のなかをカテーテルが動く際には痛みはなく、苦痛もありません。麻酔はカテーテルが入る部位の局部麻酔です。患者さんは治療中、モニターを見ながら、今、どんな経過をたどり、何が行なわれているかの説明を聞くことができます。お好みの音楽を聴きながら、世間話を交わしながら、といった大変リラックスした環境での治療です。重要な点は質問していただくことも可能なので、安心して治療を受けていただけます。
Clinica E.T.では、患者さんに“病気の血管が改善するプロセス”をわかりやすく理解していただくことを心がけています。
血管内治療では長さ1mほどの大小2つのカテーテルを組み合わせて使用。この2つのカテーテルをさらに細いガイドワイヤーが患部に導き、患部にピンポイントで薬を注入します。